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2020年2月29日 (土)

Athena 11s エルゴパワー 分解・修理

Dsc_8137Dsc_8237

少し前に入手したAthena 11s エルゴパワー EP15-AT1C です。

左シフターの巻き上げが固定できないとのことで、ジャンク扱いでした。

Athena-ep11atc-2015 Athena-ep11atc-2011

2015(左図)、2011(右図)

ATHENAの11sレバーは2011年モデルかと思いましたが、左本体ユニットのモデルNo.は2014年までのEC-AT201から2015年はEC-AT401Sに変更になっているようです。

分解図もずいぶん省略されて・・・。

コーラス8sのEC-09CHCGとも随分作りが変わってしまっています。

古めのモデルと同じようなつもりで手を出してしまいましたが、個別のスペアパーツの供給はなく、下手をするとユニット丸ごと交換と言うことになってしまいます。

とりあえずバラシてみましょう。

Dsc_8141_20200222105501Dsc_8143

レバーの軸は内側からアーレンキーを当ててプラハンでコツコツ・・・ではなかなか抜けないので、小型の金づちでコツンコツンとやると比較的簡単に抜けます。

ハンドル側のネジを外します。 トルクスで順ネジ、小さなワッシャが1枚。

Dsc_8146 Dsc_8147

丸い板を外すとゼンマイが出現。

ボディとは左側の穴に差し込まれて止まっています。

Inkeddsc_81461_li Dsc_8151

付け根をラジオペンチでつまんで右に引っ張って(赤矢印)外すと、白い糸車が出現。

Dsc_8153

糸車を外すとラチェットギアが出てくるので、これを外すとハンドル側は終わりです。

Dsc_8149 Dsc_8160

レバー側のネジを外します。これもトルクス、順ネジです。

ハンドル側に戻ってシャフトを抜くとシフトレバーも外れます。

Dsc_8162

バラシ終えました。ギアとかを確認しますが、どこも壊れていません????

Inkeddsc_8153_li

改めて確認すると・・・ここか!!ラチェットと絡むはずの左側のレバーがちゃんとあるべき位置に戻らず、ラチェットとかみ合っていません。

さらに、ここはちょっと分解できそうにありません。とりあえず洗浄してみましょう。

Dsc_8165 Dsc_8168

パーツクリーナで洗浄・・・・ちゃんと戻るようになりました。

砂か異物でも噛み込んでいたんですかね?或いはグリスも大して入っていなかったので油切れか・・・。

Dsc_8169 Dsc_8172

組み立てましょう。シフトレバーのスプリングの取付け。

Dsc_8175 Dsc_8176

先端側のラチェットは出っ張りがある方をレバー内側で外向きに取り付けます。

Dsc_8178 Dsc_8180

黒い樹脂パーツは前外側から、スプリングの中を通すように取付け。

Dsc_8182 Dsc_8184

シャフトにもグリスを塗って準備。シフトレバーのスプリングがボディに嵌るように挿入。

Dsc_8186 Dsc_8188

ハンドル側からシャフトを通して、レバー側をねじ止め。

Dsc_8190Dsc_8175

レバーとラチェットがかみ合うことを確認しておきます。

と言うのは、先端側のラチェットは片側にしかラチェットが切っていない仕様だからです。

Dsc_8192

件のラチェットと噛み合うアームにはグリスを多めに盛ってやります。

Dsc_8157

ところで、これから組み込むラチェットですが、上下でラチェットの切り方が違います。

先端側のラチェットは片側だけと、潔く削り取っといることを考えると何か意味がありそうですね。

Dsc_8225

この向き(▼マークが上)が、元々組み込まれていた向きです。

インナ側で小さくトリムが1回効いて、その後は一気にアウタへ巻き上げます。

Dsc_8222

今度は逆(▼マークが下)にしてみます。
カチカチと6ノッチでトリムが効きます。ウルトラシフト風です。

EP15-AT1Cはパワーシフトなので、アウタ→インナへは基本的にワンプッシュで戻りますが、巻上げの時だけでもトリムが細かく効いた方が融通は利きそうですね。

ヘタレなので、▼マークが下の組付けで組み立てることにしました。
Dsc_8197 Dsc_8199

白い樹脂の糸車を入れて、ゼンマイを組付けます。

Dsc_8210 Dsc_8212

糸車の切り溝にゼンマイを嵌めます。ゼンマイの反対側は上に来ていますので、ラジオペンチでつまんで、グルッと270°程回してボディ左側にある穴に差し込みます。

Dsc_8213 Dsc_8215

ゼンマイも防錆用にグリスを少々。金属の円板をかぶせてネジ止め。

動きを再確認しましたが、まあ大丈夫なようです。

Dsc_8231 Dsc_8233

ブレーキレバーを取り付けます。ピンは外側から、ピンのフランジが付いていない方をボディに差し込みます。

Dsc_8235

ここからはプラハンで打ち込んで終了。

ちなみにEP15-AT1C は左右とも188g。
RIDLEYに付けているEP7-CHXCは187gなので、アルミレバーになっても1gしか増えていませんね。
ULTRA ShiftとPOWER Shiftの違いによる構造の単純化以外にもラチェットの小型化や糸巻きの樹脂化等々やっていった結果なんでしょう。

これで、RIDLEYのブレーキレバーのシルバー化の第一歩が完了です。


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もしもモジュール一式交換だったらこれになってしまうところでした。

今回の入手価格よりより高いし。


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ちなみに右レバーはこちら。


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新車は・・・プレミア価格でしょうか?


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感想(0件)

こっちも。


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できればウルトラシフトの方が良かったのですが・・・。

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コメント

当方も趣味でやっているだけですので、申し訳ありませんが依頼は受け付けておりません。
症状的にはシマノ変速機ワイヤをカンパに使用してしまたように見受けられます。
エルゴのハンドル側から糸車のところまでを分解すれば良いと思いますので、一度試してみることもご検討ください。

はじめまして。検索でたどり着きました。エルゴパワーの分解修理はご依頼可能でしょうか。
故障ではなく、短い(10mm)ワイヤーが中で取れなくなって困っております。
とつぜんすいませんでした。

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