TOKEN BB TK877TBT 分解グリスアップ - 圧入
DURA ACE BB-R9100で組んでいましたが、回転がもっさりしているのが嫌なので交換します。
交換するBBは、TOKENのTK877TBTです。
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TBT(TIRAMIC BEARING TECHNOLOGY)です。
セラミックベアリングとチタンコーティングされたレースとコーンだそうです。
重量は全体で86g。BB-R9100は68gだったので、ちょっと重めです。 左BB39g。
右BB40g。真ん中のシールは8g。計算が少し合いませんが、左右BBが39g位ってとこでしょうか。
回転はまあ軽い・・・けれど中古なのでグリスアップしておきましょう。
左右のBBを抜いて、黒いダストカバーを手で外せば簡単にシールドベアリングにアクセスできます。
件のTBTシールドベアリング。型番はTK6805TCと言うのがシール部分に見えます。
これを外して洗浄・グリスアップすることになります。
まずは右BBから。
いつものように精密ドライバで赤いカバーを外すと・・・あれ?ベアリングが出てこず、黒い樹脂のようなものが見えます。
この部分で回転しているようですが、これが外れません。???TBTベアリングはこんなのでしょうか?? ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
左BB側を外してみると普通にベアリングが出てきます。
黒いセラミックベアリングです。 やっぱりこうですよね。
右BBはグリスが固まって、こう見えてんのかな?
とりあえずパーツクリーナで洗浄・・・グリスの塊ではなくてやはり樹脂であることが判明。
違うシールドベアリングが入っているのかな?と思いましたがカバーの型番は左右とも同じ。
・・・・もしかしてリテーナに表裏があるのかな?・・だとしたらシールドベアリングを抜かないとグリスアップできません。
イージーモードから、いきなりハードモードに突入。
19mmのソケットレンチを内側から当ててブラハンでガツンと打ち出し。
圧入と言うほど硬くも無く、外れました。
外したシールドベアリングの反対側のカバーを外してみると、黒いベアリングがいました。ヽ(´▽`)/
予想通り、表と裏でこんな風に構造が違っているようです。
せめて外側にベアリングが来るようにBBをアセンブルしてよ、TOKENさん。
まあ、シールドベアリングのユニットとしての表裏はないということなんでしょうけど。
シールドベアリングの裏(?)の方は薄くグリスを塗ってフタ!
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グリスはいつものNUTEC NC-100です。
ベアリング側は玉に一通りグリスが乗るよう少し多めに入れてやります。
フタをしてお終い・・・ではなくて右BBのワンに圧入してやる必要があります。
ワンの内側とシールドベアリングの外側にもグリスを塗っておきます。
もちろんベアリング面が外を向くようにセットしてやります。
ちなみにTBTシールドベアリングが20g、BBワン側は18g。
シールドベアリング自体が重いんじゃしょうがないですね。
シールドベアリングの圧入は、先ほどのソケットレンチの頭を逆にして差し込んで、再度プラハンでガツンと。
無事はまりました。・・・BBからの異音の元にならなければ良いですが。
後はダストカバーをはめて右BB完了。
左はワンに付けたまま、グリスを塗布します。フタを取り付けダストカバーを付けたら左BBも完了です。
回転はスムースです。グリスアップした直後だけあって多少のもっさり感は残りますが。
組み付けるのが楽しみになってきました。
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